夜の柩

語るに落ちる

勤労感謝の日

 

明日は勤労感謝の日らしいですよって何気無く話題にしたら、齷齪働いてることに感謝されたいって返ってきたから曖昧に笑って頷いておいた。大人になればなるほど褒められることはなくなるし、責任ばかり重くなるし、苦しむことも多くなる。大人ってなんですかね。自分が大人と呼ばれる年齢になっても、まだまだ子どもみたいなところがあるというのに。たくさんのものものを諦めることが大人だというなら、もうとっくの昔に大人になっていたけど、きっと世間一般的な大人と呼ぶ定義の認識とは少し違うと思うので実際はわからない。かといって、完全な子どもでもない訳で。肉体的な年齢と精神的な年齢が重なっていないせいで違和感を余計に感じるのかもしれない。自分に対する解釈違いをいつか擦り合わせられる日は来るのだろうか。